どう遣うかか?は個人に委ねられています。
今朝も子供の準備を促す時についつい話してしまったこと。
「あなたに与えられた時間は誰も奪っていないのに、どうして上手くいかないと怒っちゃうのかな?うまくいかない時に怒っちゃうのって、人のせいにしてるの。気づいてるかな?」
「お金とね、時間はね似ているの。自分の所有するお金の量と時間の量を自分の好きなように遣ってるのに、人のせいにするのってどうかな?」
子供には、あなたのお母さんは変なお母さんよ♪と物心ついた時から伝えています。
それは・・ 勉強してちょうだい!とは言わないと決めているからです。
勉強は誰の為でしょう?勉強をした人の利益は誰が享受できるのでしょう?
それはその本人以外にいません。
「帰ってくると、勉強して!とは言いませんが、宿題するなら何時までに終わらせるか決めてね♪別にお母さんはしなくても良いよ〜♪気にしないから♡ただ、その時間が過ぎたら遊んだり、別のことに時間を使ってね!宿題していなくても時間がきたら終わりだよ〜!」
習い事をしているので、その習い事の予習復習も宿題に加えて子供の毎日のタスクなんですが、それも基本しないで良いよ!のスタンスです。
ただ、習い事の予習復習をしないでお教室だけでの学習なら身につかないので、習い事は辞める約束をしています。実は本人にとっても習い事を辞めて損はない約束なんです。
「辞めたら習い事の月謝の半分お小遣いにあげるよ♪半分はお母さんのお小遣いだ!ラッキー٩(◜ᴗ◝ )۶お母さんも嬉しいなぁ〜♡」と。
すると、お小遣いいらない!辞めない!って集中し始めるんです。面白いですよね〜!でもそこが子供の持つ素直さと学び力の強さなんです!!
ただ、私は今は勉強よりももっと大事なことがあると信じています。
それは今、子供に大切なのは『する』ことではなくて、自分の時間をどう遣うか?時間やお金との付き合い方だと思っています。
時間やお金は人がほとんどの人が持ってるツールです。
これを上手に利用できなければ努力が報われない悲しい結果につながってしまって、自己肯定感が自身の経験によってどんどん低くなって、しまいには自己嫌悪になって勉強どころではなくなってしまうと考えているからです。
勉強はしたい時が始めどき♪だと思っています。
勉強を始めると言っても大人だと理論や説得力のある話し手の方々の意見をすんなり取り入れることができても子供だと難しいですよね。
それは、子供の未発達な理解力だったり、上手くいくという成功イメージが子供自身にないからです。
成功のイメージを描くことは、心にゴールを描き続けてその意識を持ってタスクを淡々とこなしていくことにつながり、やがては成功を重ね、自信が身につきます。
そこまでいけば実は子供は勝手に学習を始めます。止めてもします꒰笑꒱学ぶこと、知識を吸収して、考えることが楽しくて止められないのです。
その為に必要なことは、成功体験です。
その成功体験は、小さなものでもなんでも良いのですが、その成功体験を積ませてあげる為に親ができるサポートは、勉強を教えることではなく、勉強のやり方を教えることなんです。
勉強のやり方を教える
簡潔に言うと
- 勉強の段取りを教えてあげる
- 勉強と時間の関係性を教えてあげる
- 集中する方法を教えてあげる
- 目標の立て方を教えてあげる
こんな感じでしょうか♡
重要なことは教えてあげる!ということです。そうです!組み立てるのは子供自身なんです。ただ、お手伝いするポイントはいくつかあります。
たとえば、目標の立て方を教える時に、スケジュール管理が出てきます。その時にスケジュール表を作ることが本人に難しかったり、作ること自体に多くの時間を要する場合は親が代行してヒアリングしながら最適なスケジュールを組んであげれば良いと思います。
勉強のやり方についてはまたいつか書いてみたいと思います。
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